こんにちは。冷音です。
今回のタイトル、「感想。」というのは、
今年の
24時間テレビ愛は地球を救う39th
愛~これが私の生きる道~
スペシャルドラマ
盲目のヨシノリ先生
~光を失って心が見えた~
の感想です。Twitterじゃ、伝えきれないので!
では、↓
はじめに、私がこのドラマを見るのは
「シゲが主演だから。」
「代役で慶ちゃんが出るから。」
の前に、
「私にとってとても身近な病気だから。」
というのが最もな理由。
なぜか。それは私には4歳上の兄がいます。
(兄は早生まれなので実際は3歳上)
兄貴の場合は急ではなく、持病であるアトピー性。しかし、両目とも発症した。
発症も手術も今年の話で医療技術の進歩で両目とも失明にはならずに済んだけど、やはり、私も少し意識してしまう病気であった。
最初、教え子からのシーンで始まり、教え子が見ると、手が血塗れのヨシノリ先生。
その目には光なんてない。
正直ドキリとした。
それから、これまでのヨシノリ先生について。
シゲ本人は運動が苦手だけど、役として取り組むのはすごいと思った。
最初はあんなふうに気づくんだね。兄貴は何で気づいたんだろうか。と考えると、眼鏡の度があわなくなって、眼科で診断したらもっと大きな所で診断を進められて、分かったんだ。
目が見えてた時期はとても熱血で、よ!し!の!り!なんてやって、すごいなって思った。
私もあんな先生に出会いたかった。
なんども治療したのに完治せず、両目が見えなくなって、闇の中へ。
きっと見えないというのはそれほど恐怖を与えるんだろうな。
目が見えず、頼りは両手両足の感覚。
でも、見えないから歩くのも怖いと思う。
私も小学生の時、障害者の体験をした、黄色いゴーグルをして授業を受けたり、目隠しで水飲み場に行ったり、
とても怖かった。見えないという恐怖。怖くて無理!ってなって。慣れても歩くだけが精一杯。
点字ブロックの重要さを知った。
それから、沢尻さんの演技はすごかった。
綺麗でカッコよくて、美しくて。
特によしのり先生に喝を入れるところ。
言い返してきて、無理やり外に連れ出し、
弱視の先生に会い、先輩の協力も得て、教壇に立つ。
ただ、講演会でリンゴの皮むきをするシーンはあるのかなーって思ってました。
以前、「世界一受けたい授業」で保護者や生徒に不安を持たせないように自己紹介でリンゴの皮むきをした。
という話を聞いたので、するかなー?なんて思ってたんですけど、無かったのは残念です。
あとは、戻りますが、リハビリのシーン。
私はあの事件を聞いてすぐに24時間テレビのことが不安になりました。
どうなるんだろう。っと思いました。
ドラマに出ることも知り、代役を立てると聞き、慶ちゃんと知ったとき、あまり喜べなかった。
ただ、「リーダーすごい。」
そう思った。カッコイイなって。
しかも、慶ちゃんはevery.があって、翌日は電波ジャックで。
たった1日で出来るの!?って思いました。
でも、それはビビットでシゲが昨日撮影終わったと言っていたのでそれは安心しました。
しかも、私もステージに立つ人間です。
演じる人間です。
同じような演技ができるのか?と思いました。
稽古でもそうですが、同じ演技をそっくりそのままやるというのは不可能に近いことです。同じ動き、同じ顔、同じ息遣い。
そんなの、できるわけが無い。
演技は落ちるものだから。
演技といえば、よしのり先生が失明してからの視線。
目が合っていない。
簡単できる演技ではない。本当に見えていないように感じさせられました。
すごいなっと思いました。
そして、代役の件。
セリフなんて1日2日で覚えれるもんじゃない。
それでも台本のセリフを入れ、しっかり演じきり、私には何の違和感もありませんでした。
素直にすごかった。その反面、これが、代役じゃなかったらどんな感じなんだろう。
ともう一つの方が気になりました。
あと、
「おとうさん?」
「みき?みきが弾いていのか?」
と、声で判断出来るものなんだなって思いました。
ただ、息子は難しそう。声変わりするし。
そういえば、最初の盲導犬はクロードでしたね。でも、この間見たらリル。
犬の寿命は短いから、結構変わるらしいです。
犬が合わせるのではなく、二人の息を合わせる。
とても難しいことですよね。
私はあれほどの絶望はしたことないし、考えられないけど、私もあの先生のように前を向いて歩いていけたらいいなと思います。
では、これにてノシ